2014年01月27日

パラグアイの伝統レース"ニャンドゥテイ"の本。

今日もきりっと晴れて、高松は穏やかです。

さきほど5点ほど新着商品をHPにアップいたしました。

エストニアのミトンや、ラトビアのポストカードもとってもおすすめなのですが、
今日はこちらの本について、少し書きたいと思います。
『パラグアイの伝統レース ニャンドゥテイ Nanduti encaje paraguayo DVD付』
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スペインから伝えられ、植民地時代に独自の発展を遂げたパラグアイの伝統的な手芸である、
ニャンドゥテイ。
ニャンドゥテイとは、"蜘蛛の巣"を意味します。
最近日本でもその魅力が伝えられる機会が増えているようですが、
本格的な書籍を目にすることは、少ないのではないでしょうか。

この本に出会ったのは全くの偶然でした。
買付に行っていたドイツで、スペイン語書籍専門店に入ってしまい、
(店名だけ見ればそれらしいことはわかるはずでしたが、その時は気付かず)
ざっと棚を見たときには、あまり自分の求めるものが無いないな〜と思ったのですが、
念のため書店員さんに欲しいものをおおまかに伝えると、
何度目かにこの本を持ってきてくれたのでした。

こんなステキな本が存在してたのか!と喜んだのもつかの間、
ついていた値段にびっくり。
あとから調べたら、定価の6倍でした。
でもなんとかゴネて少しまけてもらい、大事に手荷物で持って帰ってきたのでした。
移転などもあり、なかなかちゃんとこの本と向き合う時間がなかったのですが、
こうしてようやく皆さんにご紹介することが出来ました。

こちらの本の特徴的なことは、DVDが付属していること。
ニャンドゥテイの歴史と、そのモチーフの作られ方、レースの作り方を動画で紹介しています。
ちなみに、ナレーションの解説は英語とスペイン語の両方収録されています。
DVDはどんな感じなのかしら、と気になる方もいらっしゃると思いますので、
HPで載せきれなかったDVDのシーンをこちらにぺたりと貼りますね。

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レースのモチーフは、パラグアイの花や葉、昆虫、
そして暮しの中で見る様々な風景にアイディアを得ているようです。

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牛や羊、鳥などとともに暮らす中で、
彼らのフォルムの一部を、レースのパターン化することも。
かわいいヤギさんも登場します。

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動物や植物だけでなく、この食べ物も…

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このような作品のインスピレーションの源になっているようです。

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レースの歴史やレースの生まれたパラグアイののどかな暮らしを見たところで、
いよいよ作品作りです。まずは木枠を張るところから。

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真っ白なキャンバスに、下絵をフリーハンドで。

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ひと針ひと針進めていきます。
もっともトラッドなものは真白の糸で刺すようですが、
鮮やかな色合いを楽しむ作品も多く見られます。

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いよいよ完成が近づいてきました。

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作品に水を通してから、日に当てて乾かす場面。
水場が井戸というのもまた見入ってしまいますね。
ナレーションの後ろで流れている音楽もノスタルジックで大変素敵です。

ちょっとだけピックアップしてみたのですが、
雰囲気は伝わっていますでしょうか?
書籍のページには、後半60ページにわたり、作品がずらりと収載されています。
こちらの本は日本のものと比べると、ちょっと紙質や画質が粗い感じがしますが、
いつもよりちょっと広い海を越えて、美しいレースの伝統を伝えにやってきました。
著者のSanjurjoさんにサインも頂いて、玉椿のHPで販売中ですので、
是非こちらでご覧になってみてくださいね。
http://tamatsubaki.net/?pid=70204628

ちなみに、1月30日〜2月11日までは買付に伴いまして、発送をおやすみいたします。
ご注文や配送をお急ぎの方は、ご一報くださいませ。

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古書玉椿
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手芸書・絵本・アートブック買取致します。
メールまたはお電話にてご相談ください。
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2014年01月24日

近況。

こちらのブログでは随分とご無沙汰してしまいました。
高松の生活も、少しずつフツウになり、
無事に毎日過ごしております。

12月の店舗営業再開を予定しておりましたが、
こちらでの生活のペースや買付前後の慌ただしさもあり
(という言い訳・・・?)
店舗のリスタートは暖かい季節になってからを考えております。
お問い合わせくださったみなさま、済みません。

通信販売のほうは、変わらず活発に活動しております。

高松へはバルト三国などから帰国した11月頃から、
ようやくやっと落ち着いて生活が出来るようになったのですが、
(飼っているチンチラも一緒に電車にのってやってきました)
時には自分の気持ちもいったりきたり、
それでもだんだんとこちらの毎日に慣れてきました。

ひとまず、ご報告までに。

今年は新しい冒険に挑戦してまいりたいと思っています。

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写真は、お正月にぐるりと上った屋島からの高松駅周辺の眺め。

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